阪神・金本スーパー鉄人となる。

金本知憲(38歳)がプロ野球連続試合フル出場の世界新記録達成904!
1999年7/21、甲子園の阪神戦以来2006年4/9に大阪ドームでの横浜3回戦において904試合連続(1回〜9回まで)フル出場でアメリカのカル・リプケンの持つ903試合を破り、世界新記録達成!フル出場ということに意義がある。学校や会社で言うと出席精勤ではなく出席皆勤である。8年の間風邪をひいて熱があっても、怪我をして体の一部が痛くても、精神的に挫けそうになっても一日も休まず途中で交替することなく全試合全イニング最後まで仕事に励んだということである。まず精神的にも肉体的にも健康である事が第一であるが、レギュラーであり続ける事も大変な偉業である。一流であり続けるのである。プロ野球の世界は実力第一主義の世界である。次々と新しい選手が入ってきて、競争しなければならないし、調子の悪い時もあるし、又監督が使い続けなければ達成できない記録である。入団当初はそんなに注目された選手ではなかった(広島カープ、ドラフト4位)がいく他の困難を乗り越えての記録であり、価値ある記録である。プロ野球のみならず生きとし生ける物の大きな励みになる大記録なのである。希望と嵐に立ち向かっていく不屈の闘志をわれわれに与えてくれる貴重な記録である。本人の努力の賜物であろう。自分自身の心と体のケアに相当注意を払っていかないと出来ない事である。途中で野球を辞めようと何度も思ったとのことである。「丈夫に生んでくれた両親、使い続けてくれた監督に感謝したい」と本人は語っていた。胸が熱くなる言葉である。
「親孝行したい時には親は無し」
私は巨人ファンではあるが、今後更なる活躍を期待したい。
写真は毎日新聞社より