歌手、倖田來未(26)と妹のタレント、misono(24)が、初

歌手、倖田來未(26)と妹のタレント、misono(24)が、初めてコラボレーション曲を発表することが19日、分かった。「倖田來未×(あんど)misono」の姉妹ユニット名で、3月に「It’s all Love!」を発売。妹がデビューした2002年以来、7年にわたって温めてきた構想がようやく実現した。

 芸能界きっての仲良し姉妹の、7年越しの夢が結実した。初のコラボ曲は京都出身の2人らしく、テンポの速い掛け合いが特徴的。歌詞も約6カ月間をかけて初共作し、姉が失恋した妹を励ます内容に仕上がった。


 2000年にデビューした倖田とその2年後に3人組バンド、day after tomorrowのボーカルでデビューしたmisono。先にブレークしたのは妹だったが、バンド解散とともに立場は逆転した。


 「エロかっこいい」のフレーズを確立した姉に対し、06年3月にソロ再デビューした妹はバラエティー番組で天然キャラを発揮。ともに苦しい経験を乗り越えて、姉妹コラボにまで到達した。


 2人はテレビ共演でさえ、昨年12月の「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」しかなく、そのとき歌も一緒に歌っていない。それだけに姉妹コラボはファンの誰もが待っていた。


 私生活ではカラオケにも一緒に繰り出し、2年前の倖田の誕生日会では倖田のヒット曲「恋のつぼみ」を即興でデュエットし、パーティーを盛り上げた。今回のレコーディングでも息はピッタリ。空き時間には曲同様に、マシンガントークが止まらなかったという。


 倖田は「これだけ掛け合いの曲ができたのは、やっぱり姉妹だからこそ。アレンジも10回以上試行錯誤しながら作ったんですが、ベストな仕上がりになりました」と納得顔。misonoも「これをきっかけにウチの曲を聴いてもらって、アーティストmisonoを感じてもらえるとうれしい」とPRした。


 満を持してのコラボ曲完成。2人そろっての歌番組出演も予定しており、ソロとはまた違った一面を披露する。