竹村真琴(18)。美貌と実力で、次世代のヒロイン

竹村“まこと”に美しい…女子ゴルフ界に超新星登場

マチュアながら美貌と実力で女子プロを圧倒する竹村。次世代のヒロインとなるか

 24日から熱戦が繰り広げられている「フジサンケイレディスクラシック」(静岡・川奈ホテルGC富士C)で、並み居る美女プロに勝るとも劣らない輝きを放っているのがアマチュア竹村真琴(18)。美貌と実力で、次世代のヒロイン獲得を狙う大手マネジメント事務所や、ゴルフメーカー関係者の注目を一身に集めている。

 初日、アマチュアながら竹村は5バーディー、1ボギーの4アンダーで3位タイ発進。最終18番のパーパットを決めると、左手で前髪をかきわけ、ギャラリースタンドへ笑顔を振りまいた。古閑、横峯ら人気選手がホールアウトした後も、300人のギャラリーが残り、竹村に熱い視線が送られた。


 「えーと…。きょうは90点ぐらい。目標はイーブンパーだから、4打良かった」。報道陣に囲まれ、本人の声も弾む。


 初日の同組には“ゴルフ界の浜崎あゆみ”こと宅島美香(22)もいたが、川奈の一番人気は竹村。歌手の鈴木亜美の目を大きくしたような、彫りの深い顔立ち。


 三姉妹の三女で、長姉の愛美(25)はフジテレビ系「ウォーターボーイズ」などに出演した元女優。次姉・千里(21)も清潔感のある美人プロゴルファーで、タイガー・ウッズ(米国)らが所属する大手マネジメント会社「IMG」と契約している。


 竹村は先月、大阪・向陽台高を卒業し、今年7月のプロテスト合格を目指している真っ最中。父・浩一さん(47)によれば、「一番、攻撃的な性格」で三姉妹の“最終兵器”という。


 小学生時代には、空手の試合に感激し、自ら大阪府内の「極真空手」道場に入門したというから驚き。ケンカでも男子を圧倒するなど、見かけからは想像のできない荒々しさも持っている。


 ゴルフのスタイルも、超攻撃的。狭い川奈の砲台グリーンでも常にピンを狙い、4番から7番まで4連続バーディーも。もともと、今年のアマでは藤本麻子(18)と並ぶ2強といわれていたが、そのルックスとも相まって、近い将来の女子ゴルフ界を背負う存在として期待されている。


 本人は女優ではなく、プロゴルファーを目指したのは「父が決めたから」と話す。ゴルフ業界からは「近い将来(石川)遼くんのような人気が出るのでは」との声も。一流の女子プロが集まった川奈での活躍で、人気急上昇となりそうだ。


竹村真琴(たけむら・まこと)1990(平成2)年5月11日、大阪・大東市生まれ、18歳。小3から極真空手と並行してゴルフを始める。京都学園中に進学し、2002年日本女子アマ4強。03年全国中学選手権優勝。05年日本ジュニア優勝。大阪・向陽台高に進学し、プロトーナメントでは08年「明治チョコレートカップ」で12位が最高。今年3月に高校を卒業。昨年までにプロテストの2次試験まで合格しており、今年7月に最終試験を受ける。家族は両親と姉2人。身長は1メートル55、体重50キロ。
夕刊フジより