アン・ヘッシュの離婚が、正式に成立

アン・ヘッシュの離婚が、正式に成立したことが明らかになった。ヘッシュは約5年間コリー・ラフーンと結婚していたが、2007年2月に離婚を申請。昨年9月には離婚が成立したが、7歳になる息子の親権と財産分与の件で折り合いがつかず、自体は泥沼化。さらに9ヶ月もの年月を要することになった。最終的にヘッシュは、一時金として前夫に約5千万円と、共有財産の分与として株を含めて約7千万円の支払いを言い渡されたほか、夫婦で共同の親権を持ちながらも月々約30万円の養育費はヘッシュだけに課されるなど、不倫の代償は大きかった。ヘッシュは2006年に共演して知り合ったジェイムズ・タッパーとの子供を妊娠して新たな生活をスタートさせており、当時既婚者だったタッパーも離婚済み。2人は晴れて独身の身となった。


アン・ヘッシュ(Anne Heche、1969年5月25日 - )は、アメリカ人女優。英語では苗字をヘイチと発音する。アメリカ合衆国オハイオ州オーロラ出身。主にアメリカ映画を中心に活躍し、中性的で研ぎ澄まされた繊細なオブジェのような魅力で実力派女優のひとりである。

プロフィール
彼女の父親はゲイであり、彼女が12歳の時に家を出てしまった。残された母や兄弟と共にホームレスとなってしまった彼女は、一家揃って知人宅に居候することになった。1983年に父親がエイズで死亡。その後、長男である兄が交通事故で死亡。母や妹達を食べさせるために女優の道へと進んだ。

高校時代からモデルをしながら舞台に立ち、1987年からTVシリーズアナザーワールド』 に出演してエミー賞を受賞する。1991年には映画デビューするも上手くいかなかったが、ダスティン・ホフマンと共演した 『ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ』 で注目された。その後は 『ボルケーノ』 でヒロインの博士役に抜擢され、『6デイズ7ナイツ』 ではハリソン・フォードの相手役という大役を掴んだ。

プライベート
バイセクシュアルであることを公言し、周囲の反対と無理解を乗り越えて1997年に堂々と女優エレン・デジェネレスとの交際を宣言。その勇気ある行動には多くの共感の声が寄せられたが、のちにカメラマンで男性のコリー・ラフーンと結婚。男児(ホーマー)をもうけるも、2007年に離婚した。


出演作品
開拓 オー!パイオニア O Pioneers! (1992)
ハックフィンの大冒険 The Adventures Of Huck Finn (1993)
An Ambush Of Ghosts (1993) - 日本未公開
ウォール・オブ・アッティカ 史上最大の刑務所暴動 Agginst The Wall (1994)
ガールズ・プリズン Girl In Prison (1994)
ミルクマネー Milk Money (1994)
ハリウッド・トラブル I'll Do Anything (1994)
キング・フィッシュ 大統領への挑戦 KingFish A Story Of Huey P. Long (1995)
ワイルド・サイド Wild Side (1995)
陪審員 The Juror (1996)
あなたに逢いたい Pie In The Sky (1996)
Walk And Talking (1996) - 日本未公開
スリーウイメン この壁が話せたら If These Walls Could Talk (1996)
フェイク Donnie Brasco (1997)
ボルケーノ Volcano (1997)
ラストサマー I Know What You Die Last Summer (1997)
ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ Wag The Dog (1997))
6デイズ・7ナイツ Six Days Seven Nights (1998)
リターン・トゥ・パラダイス Return To Paradise (1998)
サイコ Psycho (1998)
The Third Miracle (1999) - 日本未公開
Auggie Rose (2000) - 日本未公開
私は「うつ依存症」の女 Prozac Nation (2001)
アリー my Love (2000-2001)
TimePiece (2001) - 日本未公開
ジョンQ John Q (2002)
記憶の棘 BIRTH (2004)

監督作品
ウーマン・ラブ・ウーマン If These Walls Could Talk 2 (2000) - 監督・脚本

外部リンク
Anne Heche - Internet Movie Database (英語)
「女優アン・ヘッシュ結婚、妊娠と性的虐待告白」