北海道西興部(おこっぺ)村と青森県西目屋村は5日、全国に先駆けて定額給付金を支給する。西興部村は口座振り込みで、西目屋村は役場窓口で現金を手渡す。4日午後、西目屋村役場では職員がのし袋に給付金を入れる作業をした。

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 同村の支給対象者は537世帯1595人で、支給見込み額は2546万円。村は2月27日に各世帯に申請書を郵送、3月2日から受け付けを始めた。村住民課は「村の規模が小さいので支給者の把握が簡単」。同村は同県弘前市に隣接し、世界自然遺産白神山地の玄関口にあり、関和典村長(42)は「西目屋村の名前が知られ、多くの人々が訪れてくれれば」と語った。 Asahi.comより