卓球・全日本選手権8歳で出場した平野美宇(平野卓研)が1回戦を突

卓球・全日本選手権第2日(14日・東京体育館)――混合ダブルスの水谷隼(明大)、福原愛(ANA)組は、順当に4回戦に進出したが、男子ダブルスで、北京五輪代表の韓陽と遊沢亮(東京アート)のペアが3回戦で中学生ペアに敗れる波乱があった。

 ジュニア女子では、大会史上最年少の8歳で出場した平野美宇(平野卓研)が1回戦を突破し、福原愛が持つ最年少勝利の大会記録を塗り替えた。
0ヒラノ

       
 福原が小学4年の時に作ったジュニアの最年少勝利記録を塗り替えた平野。

 8歳とは思えないバックハンドの強打で何度も客席をうならせた。ラケットを握ったのは3歳5か月の頃。筑波大で選手として活躍した母真理子さん(39)が、自宅近くで始めた卓球教室で腕を磨いてきた。目標の3回戦進出はならなかったが、高校生相手に1勝を挙げ、「うれしかった」とはにかんだ。

( 読売新聞)