★パートナー・オブ・ザ・イヤー2007にヒロミ(42)、松本伊代(4



パートナー・オブ・ザ・イヤー2007にヒロミ(42)、松本伊代(42)夫妻

11月22日は、「いい夫婦の日」。今年の「パートナー・オブ・ザ・イヤー」には、さきごろ、タレントのヒロミ(42)、松本伊代(42)夫妻が選ばれた。合わせて、はがきやインターネットなど3万4582件の一般投票による理想のカップルのランキングを発表した。CMのプロは、競争が激しい“夫婦キャラ”のタレント価値と実力をどう見ているか。

 ヒロミ・伊代夫妻を選出したのは、ファッションやグッズなど10団体で構成する「いい夫婦の日をすすめる会」。理由は、「意外性や自然体、友達っぽい雰囲気」が決め手になったという。

 2人は、フジテレビ系「オールナイトフジ」で出会い、ヒロミが「メロンジュースを家に飲みに来ない?」と伊代を誘って交際がスタート。プロポーズの際は、ヒロミが「万馬券が当たったんだ」と指輪を手渡したという。伊代は「すごく乱暴で不良なイメージがあったけど、意外にマジメで優しい」とひかれた。

 結婚15年目で小学生の男の子が2人。今は「夫婦の時間が作れるようになり新鮮」という。

 一方、ランキングを見ると、1位は高橋ジョージ(49)と三船美佳(25)の“年齢差カップル”。2位には木下博勝(39)・ジャガー横田(46)の“かかあ天下カップル”が選ばれた。いずれもバラエティー番組で見ない日はない、モテモテぶりだ。

 この2組、なぜウケるのか。CM総合研究所の関根建男代表は、妊娠が発覚した篠原涼子(34)と市村正親(58)を例にあげながら、「若い男に元気がなく、何かと女性が強い時代には、年齢差が大きい夫婦が新たなトレンドになる傾向がある」と分析。「高橋・三船の夫婦には企業が注目している。トヨタ自動車が今年、2人を起用したのはまさにその現れ」と話す。頼りがいのある年の離れた夫に期待する時代の空気があるようだ。

 一方、木下・ジャガー夫婦は日清カップヌードルやパソコンソフトのCMに出演。鬼嫁と恐妻家のコミカルさが持ち味だ。関根氏は「15秒で伝えるCM界では分かりやすいことが大前提。その点、一目瞭然の2人だけに、これからもっとCMが増える」と断言。大事なのは、「共感が好感に直結すること」だという。
 どんな夫婦がウケるかをウオッチングすると、ビジネスのヒントが見つかりそうだ。

パートナー・オブ・ザ・イヤー2007上位20】
 1 高橋ジョージ 三船美佳
 2 木下博勝   ジャガー横田
 3 反町隆史   松嶋菜々子
 4 木村拓哉   工藤静香
 5 陣内智則   藤原紀香
 6 三浦友和   山口百恵
 7 江口洋介   森高千里
 8 佐々木健介  北斗晶
 9 中尾彬    池波志乃
10 唐沢寿明   山口智子
11 ヒロミ    松本伊代
12 谷佳知    谷亮子
13 井ノ原快彦  瀬戸朝香
14 仲村トオル  鷲尾いさ子
15 木梨憲武   安田成美
16 船越英一郎  松居一代
17 高島忠夫   寿美花代
18 渡辺徹    榊原郁恵
19 中村雅俊   五十嵐淳子
20 父      母
ZAKZAKより